華蔵庵跡(kezouan):湛然和尚隠棲の地と墓所
湛然和尚(tannen osho)が1669年に佐賀脱出を取りやめ隠棲した場所で、1680年に亡くなるまで、この地で暮らしました。
この間、和尚に教えを請う人々には「大慈悲 daijihi」を説き、それ以外は坐禅をして花鳥風月を楽しむ暮らしだったようです。
山本常朝も20歳の時にこの地で熱心に教えを請い、後の人生において多大な影響を受けました。
坂道をあがると左手に草庵跡地があります。さらに、左手奥にある少し小高い場所に、湛然和尚をはじめ僧侶のお墓があります。
佐賀バスセンター2番のりばから、30番乗車、「尼寺(にいじ)」で下車し乗り換え。昭和自動車株式会社の「三反田線(さんたんだせん)」に乗り換えて「三反田」で下車。交差点まで進み横断歩道を渡り、左へ少し進むと右手に画廊があるので、手前の道を入り分かれ道を左手に進みます。やがて、「華蔵庵入口」の看板がみえてきます。
住所:佐賀県佐賀市大和町松瀬三反田